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　■QuickTimeでSMIL！（2000/04/18）

　RealのすなるSMILなるものを、QuickTimeもしてみんとするなり。

　QuickTime4.1からSMILを利用できるようになった。SMILってナニ？　どんなことができるの？　どうやって作るの？　等々、簡単な実験をしてみた。

　※3).smiのモンダイに補足記事あり。

1)SMILってナニ？

　アップルのサイトではQuickTime4.1の紹介のページで『インタラクティブメディア 制作のスタンダードとなりつつあるSMIL（Synchronized Multimedia Integrated Language）のサポ ートを追加します。 』と言及。
　 Synchronized Multimedia Integrated Languageを直訳すると“マルチメディアを同調して統合する言語”ってカンジでしょうか。感覚的にはマルチメディア版のHTMLみたいなモノで、要はムービーやグラフィック書類等をタグで囲ったtext書類で規定して表示の順番やら時間やらを制御するモノ。うーむ、様々なメディアを同調して統合するってホントはQuickTimeの専売特許なのでは？。ま、そうした数の上だけの“スタンダード”にも対応できるところがまたQuickTimeのスゴイところかも。
　QTSS2.0の“PlayList”機能も同じようなことができるけど、SMILはXMLに準拠した言語で、RealPlayerやWindows Mediaなどでも再生できる（もちろんSMIL内で指定した.mov書類はRealPlayerなどでは再生できまない）。ちょっとウガった言い方をすれば、もともとインタラクティブ性に乏しかったRealが積極的に導入し始めた言語ってところデス。

　　■What's New in QuickTime 4.1
　　　　 QuickTime4.1技術資料（英語） 　pdf（630k） p9〜p17に概略の解説あり。

　　■SMIL
　　　　SMIL1.0（Synchronized Multimedia Integrated Language）
　　　　規格の総元締め（？）による概要説明。

　　■reakguide SMIL School
　　　　 http://realguide.jp.real.com/Report/19990123/
　　　　おもにRealPlayerで利用できるSMILを解説。参考になります。

　　■SMILで行こう
　　　　 http://www.smi.co.jp/web-cm/smil/
　　　　おもにRealPlayerで利用できるSMILの概略を解説。

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